WHAT'S OZ?

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始まりは、文明開化の明治

明治時代、家族が発明した蚊取り線香(除虫菊)を全世界(内外)へ普及するという志のもと、「内外除虫菊株式会社」が生まれました。

誕生から1世紀が過ぎ、現在は蚊取り線香の製造から手を引き、社名も変えました。
では、「オズ」は何をやっている会社なのでしょうか?




「おもしろい」のエネルギーを発見!

蚊取り線香の製造から業種転換し始めたのは、平成が始まったあたりからです。

平成の30年ほどは分野を問わず、思いつく限りの商品を企画・開発してきました。
そうするうちに業態が変わり、改めて会社の「礎」をどこに置くかを考えました。

行き着いたのは、「おもしろい」という感覚です。
商品開発をくりかえし、ここまで会社を存続させるのには色々な苦労がありました。

それを乗り越えられたのは、「おもしろい」と思いながら自発的に商品を作るマインドやモチベーションがあったからです。
オズはこの「おもしろい」というエネルギーを原動力にして働く会社でありたいと考えます。

「おもしろい=Omoshiroi」、あるいは関西弁だと「おもろい=Omoroi」、 和歌山弁だと「おもしゃい=Omoshai」がたくさん集まる会社。
すなわちO's→O'z→OZ。 そんな思いを込め、社名を「オズ株式会社」に変更しました。




「おもしろい」の種を探して育てるプラントハンター

私たちはオズの仕事のスタイルを「企画開発型製造業」と呼んでいます。
簡潔に言うと「おもしろいと思ったものを作る」ということです。

普通の製造業なら自前の設備やノウハウ・得意分野があり、それに応じて作るものを決めます。
しかしオズでは「設備がない」とか「業種が違う」とか、そうした理由を一旦脇に置きます。
そして「どんなものを作ったらおもしろいだろう?」と考えを巡らせ、商品のアイデアを出します。

考えるうちに「これは!」と思えるアイデアが出れば、それを商品化するために奔走します。
たいていは壁にぶち当たりますが、自分たちで頭をひねったり、仲間の企業の力を借りたり、とにかく全力を尽くします。

やがて、いくつかのアイデアが形になって市場に出ます。
全てがヒットするわけではないものの、出し続けているとお客様に受け入れてもらえる商品が見つかります。
それが売れ続ける間は主力商品として製造を続けつつ、次なる「おもしろい」の種を探します。
空想、時には妄想のようなアイデアを「商品の企画開発」という手法で具現化し、自分たちの未来を創っていく。 それがオズです。

モノ作りの現場で魔法が使えたら

オズの語源は前述の通りですが、映画の「オズの魔法使い」を連想する方も多いと思います。
実はそこにも、もうひとつの意味があります。

ごくまれにですが、モノ作りは時として魔法のような結果をもたらすことがあります。

かのスティーブ・ジョブズ氏は、エキセントリックで変わり者だったとされています。
もし彼が何も創らずに一生を終えていたら、そうした評価だけが残っていたかもしれません。
しかし、ジョブズ氏の創り出したAppleII や iMac、iPhoneなどの商品群は、世界を変えました。
それは一個人のスケールをはるかに超えた、もはや魔法レベルの現象です。

スケールはともかく、当社もモノ作りという魔法の力で未来をより良いものにする「オズの魔法使い」になれればと考えています。